殺鼠剤 ~毒エサでネズミを撃退する方法~


殺鼠剤(さっそざい)は、その名が表しているとおり、ねずみを駆除する目的で作られた薬剤です。通常は毒エサの形で投与します。これは、ねずみが殺鼠剤を食べるために、そのまま置くよりエサと混ぜた方がより効果的だからです。

毒エサは1個0.5~1gが最適です。ずいぶん小さいなと感じたのではないでしょうか。実はここにポイントがあります。この小さいエサを10~20個ほどまとめて同じ場所に置くのが効果的なのです。これには理由があります。ねずみには食料を何回にも分けて食べる習性があり、1個のエサを1度に食べつくすことが少ないためです。

毒エサのしかけ方はこうです。まず、殺鼠剤の入っていないエサだけをねずみの出没しそうな場所にまいておきます。これは、その場所をエサが食べられる「エサ場」として認識させるためです。ねずみがエサの入っている皿などの容器に慣れ、警戒を解いたときがチャンスです。

エサが消えていたり、食べ残した物にねずみの歯型などが確認できたら、今度はそこに殺鼠剤入りの毒エサを設置します。このとき、ねずみが必ず毒エサを食べるように、他の食べ物を置いておいたりしないように気をつけてください。

毒エサの材料として一般的なのは、ヒエやアワなどの穀物類、ヒマワリの種、サツマイモ、カボチャ、ソーセージなどです。あまり腐りやすい食べ物は適しません。また、毒エサを作るときには、安全のためにマスクや手袋などで体を保護することを忘れずに。

毒エサを置いたあとは、ねずみとの根比べです。ねずみが警戒心を解き、毒エサの存在に慣れるまで待ちましょう。食べなくても1週間程度はそっとしておいて様子を見ましょう。

毒エサを食べた痕跡を確認できたら、つぎの日は量を増やしておきます。翌日は増量して配置しておきましょう。さらに1週間くらいは続けます。全く食べなくなったら、ねずみが死んだ可能性が高くなります。毒エサを使う場合は、このねずみの死骸を探すのが少したいへんですが、しかし根気良く調べて、必ず発見してください。死骸を放置しておくと、虫や菌の発生につながります。

殺鼠剤を扱うときは、誤って食品に混入したり、お子さんやペットが食べてしまうという恐れがあるので充分な注意が必要です。また、ねずみによっては、警戒心が非常に強く。毒エサを全く食べない単体も存在します。クマねずみの中にはスーパーラットと呼ばれる毒に耐性のあるタイプもいますので、そんな場合は他の捕獲方法を試しましょう。

地方自治体によっては、殺鼠剤を無料で配布しているところもあります。使用したい場合は問い合わせしてみましょう。

●業者さんに聞いてみた!

管理人が依頼した駆除業者さんは、ほとんど薬剤は使用していませんでした。それよりも、ねずみの侵入口をふさいでしまう防鼠工事を重視していました。

使うとすればなにがいいか?という話では、市販の薬はどれも効果自体はあるので、問題はきちんと食べさせられるかということになるようです。置き場所の工夫などが重要そうですね。

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